ぼくは暗闇の中にいる。
ここはどこなのか。 北はどちらなのか。
そんな空間を、ぼくは長い間さまよっていた。
ある日、ぼくはある方向の彼方に小さな光が輝いているのを見つけた。
見るところすべてが暗闇の世界で見た、その小さな光は昼間に見た太陽よりも明るく思えた。
ぼくは、それを“目標”に歩き始めた。
一歩、一歩を確実に。
進むべき道が見えず、ずっと迷い続けたこの暗闇を抜け出したい。
ぼくは、そんな一心で光に向かった。
道は見えていても、ぼくの歩みは暗闇に潜んでいる“何か”に遮られる。
何度も、何度も。
ぼくとその“何か”との闘いは、それから何年も続いた。
だけど暗闇の中で輝き続けている、あの光が絶えてしまったわけじゃない。
何も慌てることはない。
ぼくの“目標”は、はっきりと見えているのだから。
たとえ向きを変えられたとしても、あの光に向かって再び歩み直せばいい。
諦めさえしなければ、ぼくは必ずこの暗闇を抜け出すことができるはずだ。
進むべき道を見失ったら、まず“目標の光”を探してみよう。
そうすれば、きっと明るい道が見つけられるはずだから。 |
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I am in the darkness.
Where am I? Which is the north?
I was wandering in such a place for a long time.
One day I saw small light glittering.
In this darkness, I felt the light brighter than the sun.
I began to walk aiming at it.
Do not stumble. One step. Again, one step.
I want to get away from this fearful darkness.
I kept walking single-mindedly.
Light disappeared by something that lurked in the darkness.
Such hindrance happened many times.
The fight by me and something continued for years.
But, the light keeps still shining.
There is no hurry.
Because that light shines.
I have not hesitated any longer.
I doesn't give up. I keep walking toward the light.
There is the light somewhere by all means.
Beyond the light, and to the bright future. |
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